常任理事国から外された台湾
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憲法9条の裏付け、国連の危うさ
戦後、日本を占領支配していたGHQにより作られた「日本国憲法」は、その条文にもあるように、日本以外の国はすべて良い国だから、その国々の良心にすがって日本は交戦権(理由の如何にかかわらず戦う権利)すら持てないことを憲法に書き、いまだに一行も変えずに誓い続けている。
であるから、そもそも自衛隊とは「違憲」であることは論を待たない。
浅はかな悪人国家アメリカが考えていたのは、日本人が二度とふたたび白人国家に牙をむかないようにすることと、世界平和の為の連合国軍構想である。
もっと浅はかな戦後の日本人は、連合国を「国際連合」と外務省にダマされ今でも信じ続けている。UN=国際連合× UN=連合国〇 が正しい解釈です。
連合国軍構想とは、各国が軍隊を持つと戦争になるので、国連軍に一本化して世界の平和をアメリカが中心となって護っていこうでした。
その第一歩が二度と白人に刃向かわせないために、日本の非武装化とその代償としての国連軍を完成させることだったのです。その大いなる実験国家が、原爆実験を2回もさせてもらった日本だったのです。先ずは軍事力を持たない国日本を作り、運用実験をし、うまくいくはずだからその後世界に広げる・・・
日本は国連を心底信じて今まで来たが、ちょっと考えた方がよい。
先ず、国連軍構想がいまだに全く機能していない事実を。
相変わらず世界中の国は軍隊を持ち、(どこかの国が襲ってこないように)集団的自衛権を持っている。世界中の国が「集団的自衛権」を持っているが、ほとんど全ての国は戦争にはなっていない事実を、私たちはしっかりと認識しておかなくてはいけない。
そして、元々「常任理事国」は、米英仏ソと台湾だったが、今ではどうか?
台湾は外され、なぜか、第2次世界大戦では戦勝国ではない、連合軍に参加してない、第2次世界大戦当時では国すらなかった中華人民共和国(国際表記:シナ)が常任理事国にすり替わっているではないか。
理由は何か?
シナが核爆弾を持ったからと、多くの国民のいる巨大市場としての魅力である。
アメリカ主導でシナが常任理事国入りするときには、アメリカは、台湾を国とすら認めなくなった。
国連加盟国も、アメリカに同調した。
これが国連の正体であり、アメリカの正体であり、国際政治の正体なのである。
日本も、いつまでも「日米安保」でアメリカの下にいるから安全などと甘い夢の中に浸(ひた)っていると、簡単にひっくり返される。
ましてや、
「僕のことは守ってね」
「でも、君が危ないときは法律があるから守れないけど、ヨロシクね」
などという奴を、守ってくれるお人よし国家は世界中どこを探しても、無い。
最後に一言付け加えておこう
日本国憲法作成チームの中心となったGHQ民生局のケーディスが、後年、一言も憲法を変えていない日本人の律義さに驚き笑っていた。「とっくに憲法は変えたとばかり思っていた。特に9条は!」・・・と。