日本人よありがとう
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ラジャー・ダド・ノンチック (マレーシア元上院議員)
「 私たちアジアの多くの国は、
日本があの大東亜戦争を戦ってくれたから独立できたのです。
日本軍は永い間アジア各国を植民地として支配していた
西欧の勢力を追い払い、
とても白人には勝てないとあきらめていたアジアの民族に、
驚異の感動と自信を与えてくれました。
永い間眠っていた(自分たちの祖国を自分たちの国にしよう)
という心を目覚めさせてくれたのです。
私たちは、マレー半島を進撃してゆく日本軍に歓呼の声をあげました。
敗れて逃げてゆく、イギリス軍を見たときに、
今まで感じたことのない興奮を覚えました。
しかも、マレーシアを占領した日本軍は、
日本の植民地としないで、将来それぞれの国の独立と発展のために、
それぞれの民族の国語を普及させ、青少年の教育を行ってくれたのです 」
かつて、日本人は清らかで美しかった
かつて、日本人は親切でこころ豊かだった
アジアの国の誰にでも自分のことのように一生懸命尽くしてくれた
何千万もの人の中には
少しは、変な人もいたし
怒りんぼや、わがままな人もいた
自分の考えをおしつけて
威張ってばかりいる人だって
いなかったわけじゃない
でも、その頃の日本人は
そんな少しの、いやなことや 不愉快さを越えて
おおらかで、まじめで
希望に満ちて明るかった
戦後の日本人は
自分たち日本人のことを
悪者だと思い込まされた
学校でも、ジャーナリズムも
そうだとしか教えなかったから
まじめに 自分たちの父祖や先輩は
悪い事ばかりした残酷無情な
ひどい人たちだったと、思っているようだ だから、
アジアの国に行ったら
ひたすらペコペコ謝って
私達はそんなことはいたしませんと いえばよいと思っている
そのくせ、経済力がついてきて
技術が向上してくると
自分の国や
自分までが
えらいとおもうようになってきて
うわべや、口先では
済まなかった悪かったと言いながら
独りよがりの
自分本位の、えらそうな態度をする
そんな 今の日本人が、心配だ
本当に、どうなっちまったんだろう
日本人は、そんなはずじゃなかったのに
本当の日本人を知っている私達は
今は、いつも、歯がゆくて くやしい思いがする
自分のことや
自分の会社の利益ばかり考えて
こせこせと
身勝手な行動ばかりしているヒョロヒョロの日本人は
これが本当の日本人なのだろうか
自分たちだけで、集まっては 自分たちだけの、楽しみや ぜいたくに、ふけりながら
自分がお世話になって住んでいる
自分の会社が仕事をしている
その国と、国民のことを
さげすんだ眼でみたり
バカにしたりする
こんな、ひとたちと 本当に仲良くしてゆけるだろうか
どうして
どうして日本人は
こんなになってしまったんだ
参照資料
土生良樹氏著 『日本人よありがとう-マレーシアはこうして独立した』 (日本教育新聞社、1989年)
「正しい日本の歴史」 (目次)
http://rekisi.amjt.net/?page_id=9