「占領法規」が、今でも「日本国憲法」となった理由

On 2013年9月30日

 

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本来は、独立を果たし、主権が日本に戻された段階で、憲法は 『国民の発意』 によって再度改正せられるべきものであり、GHQにより強制された憲法改正当初は、日本人は、皆そう考えていました。

 

しかし、GHQの占領政策

東京裁判  『 歴史観(自虐史観)の植え付け 』

検閲  『 マスコミ支配 』

焚書  『 歴史の書き換え 』

公職追放  『 小学校~大学の教育支配 と企業経営者たちの洗脳 』

があまりにもうまくいきすぎた為、完全に日本人の精神力は衰えきってしまい、かつ経済成長の追い風を受け舞い上がってしまった日本人から、憲法改正、独立国家としての新憲法制定への熱い想いは舞い散ってしまったのです。

 

先進国の憲法事情を総覧すると、第2次世界大戦の敗戦国であるドイツですら、自主憲法を制定し、実に50回以上も改正を行っているのです。

その他の国々でも、常に時代に合わせて憲法は改正が行われており、70年近くも全く改正されていない、いびつな 「占領軍が作成した占領法規でしかない、名前だけ憲法」 を、後生大事に持ち続けているのは、実は、日本だけです。

 

ちょっと前、「日本国憲法の中身は、内容を比較検討すると世界最先端の内容を誇っている」 といった記事が朝日新聞に大きく掲載されていました。  きっと世界でも大いに認められるべき憲法なのでしょう。

ただ、憲法とは 「国民の魂を書くもの」 であるにもかかわらず、アメリカ占領軍によって作成されており、日本人が「 民族の考え」 に基づいて自主的に考え作った憲法でないこと。

世界最古の歴史を今に伝える、日本人の根幹をなす、独自の文化を否定していること。

国際情勢を無視し、独立国家としての危機に全く対応できない法律になっていること。

第3章が、かつての日本人の良さであった 『公に生きる』 を否定し、「権利」 と 「自由」 ばかりを主張する自己中心的な 「わがままで自分勝手に生きる人間」 を育む内容になってしまっていること。

そして、誤った歴史認識を国民に植え付け 「母国に誇りを持てない国民」 を量産してしまう問題点を、抱えているだけなのです。

 

憲法が出来た背景から、名前を 『日本国憲法』 ではなく 「日本占領政策基本法」 と的確に名づけていれば、占領が終了し主権が日本人に戻ったタイミングで、正しく 『日本国憲法』 を制定することが出来、問題点を抱える必要もなかったような気がします。

 

 

 

 

「正しい日本の歴史」 (目次)

http://rekisi.amjt.net/?page_id=9

 

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