憲法に戻ります。

On 2013年9月30日

 

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国際法の基本条約であるハーグ条約には 「国の権力が事実上占領者の手に移りたる上は、占領者は、絶対の支障が無き限り、占領地の現行法律を尊重して、なるべく公共の秩序及び生活を回復確保する為施し得べき一切の手段を尽くすべし」 (ハーグ条約付属書規則第43条) とあります。

物事を決める権利である主権が日本国民に無い占領下、占領軍主導で憲法改正を推し進めることは、明らかなハーグ条約違反だったのです。

そのため、さも日本人が発意し作成したように見せかけるべく、検閲(けんえつ)を強化し、マスコミを使って日本国民を洗脳しただけでなく、記念日を作りました。

その記念日を追っていくと、アメリカ人の陰湿さと、自分たちが戦争を仕掛けておきながら、日本にひどい目にあわされたことに対する復讐の執念深さを知ることができます。

 

昭和21年2月22日(GHQの占領下であった)、アメリカの軍事力を背景とした脅しに屈した幣原喜重郎内閣がマッカ-サー草案を日本国憲法にすることを閣議決定させられました。

この日は、子供のころ「桜の木を切り倒した」ことで有名なアメリカ合衆国初代大統領、ジョージ・ワシントンの誕生日に当たるのです。桜とは、言わずと知れた日本の国花の一つであるかのように扱われている、日本人の心を表す樹木です。

日本人は全く気付いてはいないのですが、「日本を根本(幹の部分)から切り倒す」という意味が込められていたのです。

同年11月3日を「文化の日」文化のとして制定。新憲法が公布された記念日であるとしました。

この日は、明治天皇の誕生日に当たり、日本の記念日(祝日だった)『明治節』なのです。

明治天皇とは、白人国家が有色人種国家を侵略し植民地となし、有色人種を家畜として扱うことが当たり前であった明治時代、有色人種に対する「不敗神話」を続けてきた白人国家の、それも世界最強を誇るロシア帝国を、有色人種の小国でしかなかった日本が破った時の国家元首です。

「白人による世界支配が未来永劫続く」諦(あきら)め絶望していた有色人種に大いなる希望を、傲慢(ごうまん)な白人種に驚愕と恐怖と屈辱を与えた明治天皇の誕生日を、白人国家による占領法規を認めさせた記念日にさせたのです。

 

ついでに書き加えるなら

4月29日、昭和天皇誕生日の日(天長節)には、アメリカの戦争責任を隠すため、そして日本人を貶めるために、戦後アメリカ占領軍が作った(法的根拠が皆無の)チャーターに基づき、東京(軍事)裁判で、有名人をA級戦犯として起訴。

12月23日、皇太子殿下(現天皇陛下)の誕生日には、でっち上げた罪で作ったA級戦犯6人を吊るした。

ここまでの陰湿極まりない悪意は、日本人では考えることすら出来ない所業です。

日本人を骨抜きにすべく、日本人にとって大変におめでたい記念日を使って、暗い贖罪の意識を持ち続けさせるべく仕組み「暗黒の日」とさせたアメリカの底意地の悪さと、執念深さを知ることができます。

 

そして

昭和22年5月3日を「憲法記念日」に制定。新憲法の施行を記念する日であるとし、「文化の日」とともに両日を国民の祝日にまでしたのです。

この復讐工作は思いの外うまくいき、アメリカ人の黒い意志とは裏腹に、私たち日本人は無邪気にも、新しい憲法を自分たちの手で作り上げたのだと今に至るまで錯覚させられ続け、単なる「占領法規」を、『日本国憲法』である!と信じ、一度も改変すらせずに世界一、大事にさせられてきたのです。

その結果、「世界一古い改変されていない憲法」という、最もありがたくない称号(汚名)まで付いてしまいました。

 

憲法5

宮城前で天皇皇后両陛下(新憲法公布記念祝賀都民大会)

 

憲法7昭和22年5月4日付『毎日新聞』

憲法8昭和22年5月4日付『読売新聞』

 

 

 

敗戦国、ドイツの場合

同じ敗戦国であったドイツは違いました。

日本とは異なり、戦勝国から「憲法草案」を強制されることは無く、ドイツ人自身が起草しながら、占領下に制定された憲法は暫定的なものとして「基本法」としたのです。占領されている限り、自由な意思によるものではないとの判断があったといわれています。

また、独立が回復されてから制定された「ドイツ憲法」も、時代に合わせ59回もの改正がなされているのです。

憲法改正は、何もドイツだけでなく、世界中どの国でも、時代の情勢・常識に合わせ、何度となくなされています。

日本に憲法を押し付けたアメリカは6回、フランスは27回もの改正が行われてきました。

「占領法規」に過ぎない、現在の「日本国憲法」を、改正もせずに、金科玉条のごとく後生大事に抱え続けている国は、実は、世界で唯一、日本だけなのです。

 

 

IMG_5804

 

 

 

確認すべきインターネット情報

 

西田昌司 国会議員 街頭活動 「『総理への直言』が出版されました 」  (27分)

http://www.youtube.com/watch?v=9ryj2gyGV8Q&feature=youtu.be

 

 

 

 

「正しい日本の歴史」 (目次)

http://rekisi.amjt.net/?page_id=9

 

 

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