先ずは、教育者を支配しろ

On 2013年8月29日

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教職員を支配せよ

昭和20年10月22日、占領軍は 「日本の教育制度の運営に関する覚書」 を出し、10月30日には 「教職員の調査、精選、資格決定に関する覚書」 を発して、翌年5月7日には、「教職員の除去、就職禁止及復職等の件」 がポツダム勅令として公布され、いわゆる 「教職追放令」 が行われました。

これは簡単に言うと、「かつての日本は、悪かった」 「日本軍はアジアを侵略した」 「アメリカによって、正義と民主主義が持ち込まれた」 「特に韓国や中国には、大変な迷惑をかけてしまった」 「日本以外の国は、みんな正しい国」 以外の発言をする教職員は、小学校の先生に至るまで、すべて辞めさせるというものでした。

逆に戦前、共産主義国家実現のため日本を転覆させようとし、破壊活動まで行ったため教職を追われた人間たちを復職させ、凱旋将軍よろしく要職に就けたのです。

敗戦後の失業者にあふれた劣悪な社会環境の下、明日のご飯が食べられなくなることは何が何でも避けたかった当時の日本人の多くは、思想を転向し、GHQの言うなりになるしかありませんでした。

さらに占領軍は、幣原喜重郎内閣が計画していた戦後最初の総選挙の実施を延期させたうえで、1月4日に包括的な公職追放を目的に 「好ましくない人物の公職よりの除去に関する覚書」 を発したのです。

 

完全に、GHQの恣意的な公職追放を可能とした法令までをも発したのでした。

 

 

 

「正しい日本の歴史」 (目次)

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