靖国神社 12

On 2013年8月13日

 

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世紀の大スクープ!の、「富田メモ」は後から貼り付けられていた

 

靖國11

 

私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、

筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが

松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と

松平は 平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている

だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ

 

 

平成18年7月20日、日本経済新聞(朝刊)は大スクープを放った。

昭和63年4月28日付の「富田メモ」である。

日経新聞は、この記事で、地道な取材の成果として第一級の史料を発掘したと評され、『 新聞協会賞 』 を受賞した。

記事によると、このメモは、天皇陛下のお言葉を富田朝彦元宮内庁長官(故人)が書き残したものであるとされた。

日経の記事が出た当日、朝日新聞は、夕刊で、富田メモは昭和天皇のお言葉、ご親拝の中止は、A級戦犯合祀が原因と断じる報道をした。全国紙のうち『 産経新聞 』のみは「 昭和天皇のお言葉とされる 」として断定を避ける表現をしたが、他紙はすべて、日経・朝日の論調を受けた報じ方をした。

日経の記事には、秦郁彦氏・半藤一利氏などの著名な学者や作家が、このメモを信頼性の高いものとするコメントを載せた。

ここに、昭和天皇が、「 A級戦犯が合祀されている靖国神社に対し強い不快感を持ち参拝を止めた 」 と書いてあり、以降、昭和天皇の意向を前面に出した靖国参拝への批判及び分祀に関し、政府・国会・国民を巻き込んでの大騒動が持ち上がった。

しかし、この 「 富田メモ 」 の真偽に関しては、数々の疑問点や疑惑が噴出するも、現在まで、検証作業は一切行われず、経緯説明もなく、質問にも一切答えることはせず、証拠となる富田メモの開示すら全く行われていない。

日経新聞は、いまだに証拠隠しを図っているのである。

日経新聞に同調し、天皇陛下を使って 「 大きく世論を誤誘導する 」 という、許されないミスをした新聞 (産経新聞のみは正確に報道した )やテレビ各社も、日経新聞と同じく、いまだにだんまりを決め込んでいる。

また、テレビ各局を含め、日経新聞は、手帳及びメモの全体を映さず、いまだに、その前後のページすら隠したままである。

この疑惑のメモの一番狡(ずる)い使い方をしたのが、左派勢力であった。

天皇の存在を否定しておきながら、靖国反対に、天皇が語ったとされる 「富田メモ」 を前面に押し出し、靖国参拝の強力な反対材料にするというダブルスタンダードを平然と行ったのである。

人々を洗脳する為なら、二枚舌すら平気で使う狡猾さを世に示したのである。しかし、そのことに気付く日本国民はほとんどいない。

 

このメモの決定的なミスは、天皇陛下は 靖国参拝 とは言わない。

「 親拝 」である。

 

また、最大の疑惑は、富田長官の遺品の中にあった大量のメモが輪ゴムで止めてあり、その中から、誰かが、何らかの意図を持って、富田長官の手帳に張り付けたのではないか、とされるものである。

偽造の痕跡ははっきりしており、インクの色、貼り付けられたメモ及びインクの鮮度が手帳とは全く違ったうえ、疑惑の筆跡鑑定も行われず、貼り付けられた跡も新しく、大変に不自然であった。

このメモを詳細に検証した結果、このメモの 「私」 とは、昭和63年4月28日に記者会見を開いた 「私」 である。 従って、昭和天皇が昭和63年4月25日に記者会見を開いた事実はあるものの、昭和63年4月28日に記者会見をしていないことから、「私」は昭和天皇ではないことが、インターネット上では判明している。

4月28日に会見を行った徳川侍従長の発言をメモしたものと推測すると、内容の整合性を含め、すべてに納得がいく。

 

『 マッカーサー回想録 』 によると、昭和天皇がマッカーサーを最初に訪ねたとき 「 私は、国民が戦争遂行するにあたって、政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身を、あなたの代表する諸国の採決に委ねるため、お訪ねした 」 と仰せられた。

戦争の全責任を一身に負い、死を決意しマッカーサーと自らの意志で会った天皇陛下。

天皇陛下とは、誰かを恨むような俗人などではない。

ここが、西欧諸国の国王との決定的な違いなのであり、天皇家とは、支配せずとも国民に多大な影響を与え続けてきた、世界中の王室や(欧米人の宗教の聖地)バチカンまでもが最上級の敬意を払う、世界で唯一、神話の世界に起源を持ち、2700年の歴史を誇る世界最古の『男系で繋がる』王室なのです。

天皇の発言の影響力が計り知れないことは陛下ご自身が最もよくご理解されており、故に、お言葉を徹底して慎まれる生活を子供の頃よりなされてきた方が、忠臣を、そして明治天皇によって創られた靖国神社を貶めるような発言などは、絶対にしない。

天皇とは、総理大臣や政府閣僚のように俗人的な、軽い存在ではないのある。

 

 

 

西村眞吾 国会答弁

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%A5%BF%E6%9D%91%E7%9C%9F%E6%82%9F&vt=&ei=UTF-8&rkf=1

 

 

 

 

確認すべきインターネット情報

 

富田メモ偽造事件       

http://ameblo.jp/hakkouichiu/entry-10039764653.html

日経新聞メモ貼り付け事件について 

http://homepage2.nifty.com/niwaharuki/ronbun/nikkeigizou.htm

富田メモの徹底検証 

http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion08k.htm

 

 

 

 

「正しい日本の歴史」 (目次)

http://rekisi.amjt.net/?page_id=9

 

 

 

 

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