靖国神社 8
靖国神社とは
明治2年、戊辰戦争の犠牲者約3,500人をまつるため明治天皇が創建した「 東京招魂社 」が前身。
戦没者だけではなく、維新の志士を育てた吉田松陰、近代日本の礎となった坂本竜馬、中岡新太郎、高杉晋作など、国事に尽くし倒れた志士たちも祀られている。 加えて獄中で倒れた志士の妻、従軍看護婦、沖縄戦で戦没したひめゆり部隊など、5万7千余柱の女性の御最神。 この国をつくり、護った総数2百46万6六千余柱の御祭神が眠っています。
GHQは安定的に占領を続けるために必要との判断から、当初予定していた靖国神社の破却を中止、昭和20年10月に存続を決定。
ただし、アメリカ本国よりの第一指令である『 日本人の弱体化 』を遂行させるため、同年12月15日、神道指令を発して国家神道を廃止すると共に靖国神社の国家護持を禁じ、神社と国家の間の政教分離を図った。
この 『政教分離』 指令の不可思議なところは、政教分離をうたいながら、神社のみを否定し、仏教やキリスト教には、何も言及していない。
昭和22年に施行された (米軍主導で作成された) 日本国憲法の第20条において下記のように信教の自由を保障し、政教分離原則を掲げている。
- 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
- 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
- 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
しかし、日本に政教分離を強制したアメリカは、合衆国憲法で政教分離をうたっていながら、大統領や知事就任式のときに「 聖書に手をのせ神に誓いをたてる 」ことが問題になったことは一度もない。
また、世界的に有名なアメリカ軍人の英霊を祀り、世界中の要人が必ず慰霊に訪れる「 アーリントン墓地 」には、戦犯である南軍の士官や兵までが祀られており、無宗教ではなくキリスト教である。
それだけでなく、政教分離で否定しているのは、すべての宗教に寛大な日本独自の「 神道 」だけであり、お寺『 仏教 』や教会『 キリスト教 』は否定されていないという大きな矛盾を抱えているにもかかわらず、学校もマスコミも、一切日本人には教えない。