年表 (明治)

On 2013年8月11日

 

1868-1912 明治時代


 

明治元年 1868 1   戊辰戦争始まる。
3   五箇条の御誓文。
9   明治改元。
明治二年 1869 1   薩長土肥四藩主、版籍奉還奏請。
3   東京奠都。二官八省制度。
5   榎本武揚降伏。戊辰戦争終結
6   版籍奉還に勅許降る。
明治四年 1871 7   廃藩置県。
10   岩倉具視を中心とする遣欧使節団派遣。
明治五年 1872     太陽暦採用。
明治六年 1873 1   徴兵制公布。
6   岩倉ら遣欧使節団帰朝。
10   征韓論争。 征韓派敗れ、西郷隆盛、板垣退助、江藤新平、副島種臣など連袂辞職(明治六年の政変)。
11   内務省設立(内務卿・大久保利通)。
明治七年 1874 1   民選議員設立の建白書提出。
2   佐賀の乱(首領・江藤新平)
4   台湾出兵。
明治八年 1875 4   元老院、大審院設置。立憲政体樹立の詔渙発。
5   ロシアとの間に千島樺太交換条約。
明治九年 1876 2   朝鮮国との間に日朝修好条規。
10   神風連の乱、秋月の乱、萩の乱、相次いで起こる。
明治十年 1877 2   西南戦争(前参議・西郷隆盛、薩摩で蜂起)。
5   木戸孝允病死。
6   立志社建白。
9   薩軍敗退、西郷自殺。西南戦争終結。最後の士族武装蜂起となる。
明治十一年 1878 5   大久保利通暗殺。
8   竹橋事件。
12   参謀本部設置(統帥権独立の端緒)。
明治十二年 1879     仏人ボアソナード、日本民法起草に着手(「民法出来て忠孝滅ぶ」と言われる)。
明治十三年 1880 3   自由民権運動いよいよ盛んとなる。国会期成同盟成立。
4   集会条例制定。
7   刑法・治罪法制定。
明治十四年 1881 4   農商務省設立。松方正義大蔵卿のデフレ政策「松方財政」はじまる。
10   国会開設の勅諭渙発。 明治十四年の政変(大蔵卿参議・大隈重信、廟堂を去る) 自由党結成(総理・板垣退助)。
明治十五年 1882 1   井上馨、条約改正に着手。 日本銀行条例により日本銀行成立。
3   伊藤博文、憲法調査のため西園寺公望らと渡欧。 立憲改進党(総理・大隈重信)、立憲帝政党(総裁・福地桜痴)結成。
7   朝鮮国に壬午事変勃発。翌月、済物浦条約締結。
11   福島事件。
明治十六年 1883 7   岩倉具視死没。
11   鹿鳴館落成、開館。
12   山県有朋、内務卿就任。
明治十七年 1884 3   宮中に制度取調局設置(長官・伊藤博文)。
7   華族令公布。
10   自由党解党。秩父事件。
12   朝鮮国内にて甲申事変。
明治十八年 1885 1   井上馨・全権公使、甲申事変に関する漢城条約締結。
4   清朝とのあいだに天津条約締結。
12   太政官制廃止、内閣制度施行される。第一次伊藤博文内閣発足。
明治十九年 1886 3   森有礼文相、帝国大学令施行。
5   井上馨外相、各国公使との間に第一回条約改正会議。
10   ノルマントン号事件。 星亨らによる大同団結運動提唱。
明治二十年 1887 4   伊藤博文首相主催の鹿鳴館舞踏会。欧化主義批判により世論沸騰。
6   伊藤博文首相、伊東巳代治、金子堅太郎などとともに神奈川県夏島で憲法起草開始。
10   後藤象二郎、大同団結運動推進のために丁亥倶楽部を結成。
12   保安条例公布。片岡健吉、尾崎行雄らが「皇居三里以内お構い(東京追放)」となる。
明治二十一年 1888 4   枢密院官制公布。 伊藤博文、首相を辞任して枢密院議長に就任。後継内閣として黒田清隆組閣
5   枢密院開院式。 皇室典範、憲法諮詢の勅諭渙発される。
11   メキシコとの間に初の平等条約調印(大隈重信外相)。 大隈外相は大審院に外国人判事を登庸するなどを骨子とする新通商条約案を各国公使に通告。
12   山県有朋内相、地方制度調査のために渡欧。
明治二十二年 1889 2   大日本帝国憲法発布。同時に皇室典範、衆議院議員選挙法、貴族院令、議員法を公布。 黒田首相、地方官に超然主義を訓辞。
4   大隈外相の新通商条約案が「タイムズ」に取り上げられ、猛烈な批判を招く。
10   大隈外相、玄洋社社員の投じた爆弾によって負傷。 黒田内閣総辞職。三條実美暫定内閣。
12   旧自由党を糾合した愛国公党(板垣退助総理)成立。山県有朋、三條暫定内閣の後継内閣を組閣。 内閣官制公布。
明治二十三年 1890 4   民事訴訟法、商法公布。
7   第一回総選挙。
9   愛国公党などを基礎とした立憲自由党結成。
10   刑事訴訟法公布。
11   第一回帝国議会開催。民党側は民力休養を主張、藩閥政府と正面衝突する。
明治二十四年 1891 2   三條実美死没。
3   立憲自由党、自由党と改称。
5   第一次山県内閣総辞職。松方正義、後継内閣を組閣。
  大津事件。
12   樺山資紀海相の「蛮勇演説」。
明治二十五年 1892 2   品川弥次郎内相の「選挙大干渉」。流血、買収が横行する。
3   品川内相、選挙干渉が問題化して辞職。
8   第一次松方内閣総辞職。伊藤博文、後継内閣を組閣。
明治二十六年 1893 2   衆議院、政府弾劾奏上を議決。伊藤首相は勅諚によってこれを回避。
7   陸奥宗光外相の条約改正交渉。
10   文官任用令公布。
12   星亨議長の弾劾案を衆議院可決。 伊藤首相、第五議会を解散。
明治二十七年 1894 3   朝鮮国内で東学党の乱。
6   伊藤首相、第六議会を解散。
7   日英通商航海条約締結。治外法権の撤廃(以後各国との間に改正条約成る)。
8   日清戦争宣戦布告。 日本国内に挙国一致的雰囲気が広まる。
11   伊藤内閣、自由党との提携趣意書を発表。
明治二十八年 1895 3   清朝全権大使・李鴻章来日。
4   下関条約調印。 三国干渉。日本政府、遼東半島還付に同意。
明治二十九年 1896 3   進歩党結成(大隈重信総裁)。
4   民法公布。
6   山縣・ロバノフ協定(朝鮮に関する日露協定)。
8   第二次伊藤内閣退陣。
9   松方正義、進歩党と締盟して内閣組織(松隈内閣)。
明治三十年 1897 8   後藤象二郎死没。 陸奥宗光死没。
明治三十一年 1898 1   第二次松方内閣総辞職。伊藤博文、三度組閣。
4   朝鮮の主権を日露両国確認。
6   自由党・進歩党が合同して憲政党結成。 第三次伊藤内閣総辞職。史上初の政党内閣として大隈重信、組閣。
8   尾崎行雄文相の共和演説事件。
10   憲政党分裂。旧自由党による憲政党と、旧進歩党による憲政本党に分立。
11   第一次大隈内閣総辞職。山県有朋、二度目の組閣。 山縣は憲政党と締盟し、「肝胆相照」を声明する。
12   地租増徴案、可決。
明治三十二年 1899 3   文官任用令改正。山縣内閣と憲政党に亀裂。
  7   改正条約の発効。改訂新条約に関する詔書。
明治三十三年 1900 5   軍部大臣現役武官制確立。
  6   清朝北京において北清事変勃発。
  9   伊藤博文、憲政党と子飼いの官僚・財界人・新聞人を中核に政党立憲政友会を組織。
  10   第二次山縣内閣総辞職。政友会総裁伊藤博文に四度目の大命降下。
明治三十四年 1901     東京市会議長・星亨、暗殺される。
  6   伊藤博文単独辞職。臨時内閣総理大臣に西園寺公望。 その後、元老会議は桂太郎を後継内閣首班に奏請。桂内閣誕生。
  9   日本を含む諸国と清朝との間で北京議定書締結。
  10   日露間に緊張高まる。 英国ランズダウン外相、駐英日本大使・林董に日英同盟案を提出。
明治三十五年 1902 1   第一回日英同盟成立。
明治三十六年 1903 5   衆議院、海軍拡張案を可決(いわゆる「六六艦隊」)。
  7   伊藤博文、枢密院議長に就任。 西園寺公望が政友会総裁に就任。
  10   小村寿太郎外相と駐日ロシア公使ローゼンとの間で朝鮮満州をめぐる交渉開始。
明治三十七年 1904 2   談判決裂。対露宣戦布告(日露戦争)。
  8   第一次日韓協約。
明治三十八年 1905 1   旅順要塞開城。
  5   日本海海戦。
  7   桂・タフト協定。
  8   第二次日英同盟。
  9   アメリカの斡旋でポーツマス条約締結(小村寿太郎全権)。日露戦争終結。 日露講和に反対する日比谷焼き討ち事件発生(史上初の大衆暴動)。
  11   第二次日韓協約。
明治三十九年 1906 1   第一次桂内閣総辞職。政友会総裁西園寺公望に大命降下。
  2   韓国統監府開庁。
  3   米英、満州の門戸開放を日本に要請。
  6   ロシアから南樺太を受領。
明治四十年 1907 7   ハーグ密使事件。 第三次日韓協約。
明治四十一年 1908 3   増税法公布。
  4   ロシアと樺太境界に関する協定。
  7   第一次西園寺内閣総辞職。桂太郎に大命降下。 政友会との間に「情意投合」成る。
  10   国民精神作興に関する戊申詔書発布。
  11   高平・ルート協定(太平洋方面の現状維持に関する日米協定)
明治四十二年 1909 5   新聞紙法公布。
  6   伊藤博文韓国統監辞任、後任曽祢荒助。 伊藤博文、ハルビン駅頭で朝鮮人安重根に射殺される。
  7   閣議は韓国併合方針を決定。
  12   アメリカ国務長官の満州鉄道中立化案(翌年初頭、日露両国これを拒否)。
明治四十三年 1910 3   立憲国民党結成(犬養毅)。
  5   大逆事件(幸徳事件)。幸徳秋水ら社会主義者ら逮捕、秘密裁判を経て処刑。
  8   日韓併合(韓国併合に関する日韓条約)。朝鮮総督府設置、初代総督寺内正毅。
明治四十四年 1911 2   日米通商航海条約改正(関税自主権の回復)。
  7   第三次日英同盟。
  8   第二次桂内閣総辞職。政友会総裁西園寺公望に二度目の大命降下。
明治四十五年 1912 7   明治天皇崩御。大正天皇践祚。

 

 

助けあいジャパンより転載

http://www.geocities.jp/since7903/index.html

Comments are closed.