日韓併合の真実⑥
↑ 応援クリック お願いします!
日韓併合前、韓国の本当の姿 ①
イザべラ・バードの旅行記
“Korea and Her Neighbours” by Isabella Lucy Bird
n
『朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期』 イザベラ ・ L ・ バード
英国人女性旅行家 イザべラ・バードが朝鮮を訪れたのは、1894年、62歳の時である。
以後3年余、Bird は朝鮮各地を旅した。 開国間もない朝鮮に色濃く残る伝統的風土・民俗・文化等々、バードの眼に映った朝鮮の素顔を忠実に伝える名紀行。
その一部を引用させていただきます。
・貨幣制度が(ほとんど)無い。
・ソウルは世界有数の汚く悪臭のする都市。
・一般民衆の住む場所は藁葺きのあばら屋で、通りからは泥壁にしか見えない。
・道はとにかく悪い。
イザべラ ・ バードが見た、ソウル
都会であり首都であるにしては、そのお粗末さはじつに形容しがたい。礼節上2階建ての家は建てられず (※ 清の使者を見下ろすことになるので二階建て建物は禁止 )、したがって推定25万人の住民は主に迷路のような道の 「地べた」 で暮らしている。
n
路地の多くは荷物を積んだ牛同士が擦れ違えず、荷牛と人間ならかろうじて擦れ違える程度の幅しかない。おまけに、その幅は家々から出た糞、尿の汚物を受ける穴か溝で狭められている。
酷い悪臭のするその穴や溝の横に好んで集まるのが、土ぼこりにまみれた半裸の子供たちと、疥癬もちでかすみ目の大きな犬で、汚物の中で転げまわったり、日向でまばたきしている。
家は荒壁のままで、且つ天井というものも無く、蜘蛛の巣だらけ、蠅だらけ、不潔だらけ、ビンデーと称える南京虫は沢山居る。その外にも虫など這い回る。 そうして勝手次第に所構わず唾や痰などを吐く。 なんとヒドいでは無いか。 それは夏になると風通しの悪い上に、かまどの熱気もあり、決して内に居ることは出来ない位で、朝鮮の家から防寒の一時を除いたら実にゼロである。 かく朝鮮の家は防寒が唯一の目的であって、別に夜具など殆ど無い位であるから、燃料は彼らの第一の身代で、木が無いから蘆や茅などを燃料とし、之を積み重ねて互いにその多きを誇り、燃料の欠乏は飯米の欠乏よりも恐れて居る有様である。
ソウルの景色のひとつは小川というか下水というか水路である。 蓋のない広い水路を黒くよどんだ水が、かつては砂利だった川床に堆積した排泄物や塵の間を悪臭を漂わせながらゆっくりと流れていく。 水ならぬ混合物を手桶にくんだり、小川ならぬ水たまりで洗濯している女達の姿。
周囲の山々は松の木が点在しているものの、大部分は緑がなく、黒い不毛地のうねりとなってそびえている。
ソウルには芸術品がまったくなく、公園もなければ見るべき催し物も劇場もない。 他の都会ならある魅力がソウルにはことごとく欠けている。 古い都ではあるものの、旧跡も図書館も文献もなく、宗教にはおよそ無関心だったため寺院もない、結果として清国や日本のどんなみすぼらしい町にでもある、堂々とした宗教建築物の与える迫力がここにはない。
朝鮮の災いの元のひとつに、この両班つまり貴族という特権階級の存在がある。 両班はみずからの生活のために働いてはならないものの、身内に生活を支えてもらうのは恥じとはならず、妻がこっそり よその縫い物や洗濯をして生活を支えている場合も少なくない。 両班は自分では何も持たない。 自分のキセルですらである。 両班の学生は書斎から学校へ行くのに自分の本すら持たない。 慣例上、この階級に属する者は旅行をするとき、大勢のお供をかき集められるだけ かき集め引き連れていくことになっている。 本人は従僕に引かせた馬に乗るのであるが、伝統上、両班に求められるのは究極の無能さ加減である。 従者たちは近くの住民を脅して、飼っている鶏や卵を奪い、金を払わない。
当時はひとつの道に44人の地方行政官がおり、そのそれぞれに平均400人の部下がついていた。 部下の仕事はもっぱら警察と税の取り立てで、その食事代だけをとってみても、ひとり月に2ドル、年に総額で39万2,400ドルかかる。 総員1万7,600人のこの大集団は 『生活給』 をもらわず、究極的にくいものにされる以外なんの権利も特典もない農民から独自に 『搾取』 するのである。
n
m
お奨めの書籍
『 悪韓論 』 室谷 克実 著 新潮新書
m
m
「正しい日本の歴史」 (目次)
http://rekisi.amjt.net/?page_id=9
m