有色人種、500年の悲劇⑩ 植民地の奴隷たち

On 2013年5月2日

 

にほんブログ村 歴史ブログへ にほんブログ村

応援クリック お願いします!

 

 

奴隷13

 

植民地の日常

 

奴隷12ガーディアン紙

「飢餓」は大英帝国によって植民地をコントロールするために使用された

 

植民地にされてしまった有色人種の国民、そして黒人奴隷たちは、白人が贅沢をする為に生かされている「家畜以下の生き物、野獣」であり、教育を受けることは許されず、病院もなく、人としての住む場所すら与えられず、鉱山労働、荷役、土木、白人の生活の世話、農作業、工場作業などに早朝から深夜まで、子供であっても駆り出され、プランテーション(収奪の為の奴農場)の為に耕作地が略奪され、自分たちの食べる食糧を生産することができず、明日の食べ物すら事欠く生活を送り続けました。

人権や法律とは、白人の為のものであり、有色人種は、強姦されても、略奪されても、殴られても、殺されても、誰も守ってはくれなかったのです。

祖国を守るために粗末な武器で白人と戦って、簡単に撃破され、婦女子を含む一般市民までが目の前で大量虐殺され、白人に対する恐怖心を植え付けられた有色人種たちにとって、白人と戦って勝つことなど、夢また夢の絶対に不可能なことであり、すべての有色人種たちは、この白人支配が永遠に続くものと、あきらめきっていたのです。

「家畜」には、学校や病院、まともな家など必要ないのです。

白人の為にだけに、働けばよいのです。

「野獣」が誇りを持たぬよう、自分たちの歴史は惨めだったと思い込ませる歴史に作り変え、国に対する誇りを失わせ、自分に対する誇りを喪失させました。

また反乱を起こさせないよう、教育は強姦してできた合いの子を準支配階級に据えるためだけに行い、現地の住民には一切行わず、統一した国の言葉を作らせず、集会を禁止したのです。

ちなみに、旧日本軍が侵略したはずののアジア各国で、実は、尊敬され歓迎されていたのは、白人たちの植民地政策とは真逆のことを行ったからなのです。

天皇陛下の名のもとに「八紘一宇(はっこういちう)」の精神をいかんなく発揮し、現地住民を等しく同じ人間として遇(ぐう)し、日本のお金でインフラ整備を行い、学校をつくり教育を行い、病院をつくり衛生観念を教え風土病を撲滅(ぼくめつ)し、飢餓からの解放をめざし食糧増産のための農地を開墾(かいこん)し、工場をつくり殖産興業に励み、国を統一させるために統一した言語を持たせ、白人たちと戦える軍隊の育成をし、独立できるよう土壌を作ったたからなのです。

 

 結 論

「日本は侵略戦争をしてアジアから収奪の限りを行い、アジアの人々を苦しめた」と今でも喧伝(けんでん)するアメリカをはじめとするヨーロッパ諸国による、20世紀前半までのアジア・アフリカの植民地政策は、人種差別などという生易しいものではなく、私たち黄色人種や黒人などの有色人種を、「人間とは、全く見なしていなかった」のです。

そして、自分たちの享楽のためだけに、有色人種から収奪の限りを尽くしたのです。

戦後、彼らは、侵略し、収奪し続けたアジア・アフリカ各国に対し、一言も謝ってはいません。

 

 

『特大付録!?』

有色人種を人間と見なしていないことがよく分かる実例を、戦後も捕虜となった戦争体験記『アーロン収容所』会田雄次著(中央文庫)より引用します。

「その日は英軍の女兵舎の掃除であった。看護婦だとかPX関係の女兵士のいるかまぼこ兵舎だ。

捕虜たちが英軍兵舎に入るときは、たとえ便所であろうとノックの必要はない。イギリス人は大小の用便中、私たちが掃除しに入っても平気であった。

褒美(ほうび)にくれるタバコを手渡したりは絶対にしない。口も絶対にきかない。一本か二本を床の上に放って、あごで拾えとしゃくるだけである。例えばこの荷物を向こうへ持って行けというときはあごでしゃくる。この女たちの仕事で癪(しゃく)にさわるもう一つのことがある。足で指図することだ。足でその荷物をけり、よかったらうなずく、それだけなのである。

私は部屋に入り掃除をしようとして驚いた。一人の女が全裸で鏡の前に立って髪をすいていたからである。ドアの音にうしろをふり向いたが、日本兵であることを知るとそのまま何事もなかったように髪をくしけずりはじめた。部屋には二、三の女がいて、寝台に横になりながら『ライフ』か何かを読んでいる。なんの変化もおこらない。私はそのまま部屋を掃除し、床をふいた。裸の女は髪をすき終えると下着をつけ、そのまま寝台に横になってタバコを吸いはじめた。 入って来たのがもし白人だったら、女たちはかなきり声をあげ大変な騒ぎになったことと思われる。しかし、日本人だったので、彼女らはまったくその存在を無視したのである。彼女たちからすれば、植民地人や有色人はあきらかに「人間」ではないのである。それは家畜にひとしいものだから、それに対し人間に対するような感覚を持つ必要はないのだ」

 

私たちが抱いている、『素晴らしい人権思想、自由・平等の考え方を持っている欧米諸国の人びと』というのは、いつ、どこの、誰が、何の目的で、私たちに植え付けたのでしょうか?

 

 

 

 

確認すべきインターネットサイト

http://kenjya.org/ajia1.html

 

 

 

 

 

「正しい日本の歴史」 (目次)

http://rekisi.amjt.net/?page_id=9

 

 

 

 

 

Comments are closed.